vgpが胡散臭いと言われる10の理由|vgpとは、信憑性は?

VGP 国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード

出典:VGP 国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワード

オーディオビジュアル関連製品というと、テレビやスピーカー、ヘッドホンなど、音や映像を楽しむための機器を思い浮かべるでしょう。

このような製品は、日々進化しており、消費者にとっては選択肢が豊富であると同時に、判断が難しくなっています。

そこで参考になるのが、製品の評価や表彰を行うアワードです。

日本国内で最大級を誇るアワードの一つが、VGP(Visual Grand Prix)です。VGPは、株式会社音元出版が主催するアワードであり、毎年多くのメーカーやメディアが参加しています。しかし、このVGPには、実は多くの問題や矛盾があります。

この記事では、VGPが胡散臭いと言われる理由を10個紹介します。これらの理由を知れば、VGPの受賞製品に騙されないで済むかもしれません。それでは、早速見ていきましょう。

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vgpが胡散臭いと言われる理由(考察)

理由1:エントリーに費用がかかる

VGPに応募するには、メーカーがエントリー料を支払わなければなりません。そのため、エントリーしないとどんなに素晴らしい製品でもVGPを受賞できないということになります。

また、エントリー料の額は公表されていませんが、おそらく安くはないでしょう。これは、メーカーの負担を増やすだけでなく、審査の公平性にも疑問を投げかけることになります。

理由2:受賞率が高すぎる

VGP 2021 SUMMERでは、約2000製品がエントリーされましたが、そのうち約988もの製品が受賞しました。

つまり、受賞率は約5割ということになります。これは、あまりにも高すぎると言わざるを得ません。受賞基準が甘すぎるのではないかと疑われても仕方ありません。ここまで高い受賞率は受賞した製品の価値も薄れてしまうのではないでしょうか。

理由3:評価基準が不透明

VGPの評価基準は、クオリティ、機能性、市場性などという抽象的な言葉でしか説明されていません。具体的にどのようなポイントで評価されているのか詳細を知ることができなくなっています。

同じメーカーのモデルでもサイズが変わると金賞だったり受賞だったりすることもあります。これは、評価基準が一貫していないことを示しているといえるでしょう。

そのため受賞製品の選定は、審査員の主観や好みに左右され、公平性や均衡性を欠いているという疑惑を生んでしまい、ユーザーの納得感や信頼感を低下させてしまいます。

理由4:審査員と販売店の選定方法が不明

VGPの審査員は10名で構成されていますが、その選定方法は公開されていません。どのような基準で審査員を選定しているのか、審査員がどのような経歴や専門性を持っているのかは不明です。

販売店も全国の有力専門店と言われていますが、具体的にどこの店舗が参加しているのかも分かりません。これらの情報が公表されていないということは、VGPの審査の信頼性を低下させます。

理由5:落選した製品を公開しない

VGPでは受賞した製品だけを発表し、落選した製品は公開しません。これはメーカー側からしたらイメージ悪化を防げますし、主催側からしたら取引相手であるメーカー側に配慮していると言えます。

しかし、ユーザー側からしたら比較する情報がわからないままで不満です。ユーザーにとっては、製品を選ぶときに落選した製品のダメだったポイントや、受賞した製品との比較は知りたい情報のひとつです。

同じカテゴリーの製品や競合する製品との比較ではなく、受賞製品同士の比較になり、ユーザー側の視点を無視していると言われても仕方ありません。

理由6:ロゴ使用料が高い

VGPを受賞したメーカーは、そのことを宣伝するためにVGPのロゴを使用することができますが、そのためにはロゴ使用料を支払わなければなりません。その額は、受賞したカテゴリーや受賞した賞によって異なりますが、おそらく安くはないでしょう。

これは、メーカーにとってはコストになりますし、ユーザーにとっては価格に反映される可能性があります。ロゴ使用料が高いことで、受賞した製品の価値が高いと錯覚させる効果もあるかもしれません。

理由7:ヨーロッパの影響力が強い

VGPは日本国内のアワードですが、その背景にはヨーロッパの影響力が強く働いています。VGPの審査員の中には、ヨーロッパのオーディオビジュアル機器の専門家や評論家も含まれています。

また、VGPの主催者である音元出版は、ヨーロッパのオーディオビジュアル機器の情報を日本に紹介する役割も担っています。これらのことから、VGPはヨーロッパのオーディオビジュアル機器の優位性を保ちたいという思惑があると疑われても仕方ありません。

理由8:社会的な意義が薄い

VGPは、オーディオビジュアル機器の魅力を伝えることを目的としていますが、その社会的な意義は薄いと言われています。オーディオビジュアル機器は、人々の生活を豊かにするものですが、必ずしも必要なものではありません。

また、オーディオビジュアル機器は、電力や資源を消費するものであり、環境に負荷をかけるものでもあります。これらのことから、VGPは社会課題解決に貢献しているとは言えないという声があります。

理由9:審査結果に偏りがある

VGPでは、カテゴリーごとに複数の受賞モデルが選ばれますが、その中には同じメーカーの製品や同じシリーズの製品が多く含まれていることがあります。これは、審査結果に偏りがあることを示しています。

同じメーカーや同じシリーズの製品を選ぶことで、審査員や販売店の好みや利害関係が反映されている可能性があります。

また、同じメーカーや同じシリーズの製品を選ぶことで、他のメーカーや他のシリーズの製品にチャンスを与えないことにもなります。

理由10:受賞モデルがすぐに廃盤になる

VGPを受賞した製品は、そのことをアピールするためにパッケージや広告にVGPのロゴを貼りますが、その効果は一時的なものです。VGPの受賞は、製品の品質や性能を保証するものではありません。

市場のニーズや競争状況に応じて、メーカーは常に新しい製品を開発し、古い製品を廃盤にすることがあります。そのため、VGPを受賞した製品も、すぐに廃盤になることもあります。

これは、ユーザーにとっては残念なことです。VGPを受賞したからといって、すべての受賞製品がいつまでも製造されていると思わないほうがよいでしょう。

vgpは胡散臭い?私の考えまとめ

VGPは、オーディオビジュアル機器の魅力を伝えることを目的としていますが、その方法や内容には多くの問題があります。

しかし、それはVGPが全く価値のないものだということではありません。VGPは、オーディオビジュアル機器の市場動向やトレンドを知ることができる情報源としては有用です。

また、VGPは、オーディオビジュアル機器の専門家や評論家の意見や感想を聞くことができる参考になるものです。さらに、VGPは、オーディオビジュアル機器の多様性や可能性を広げることに貢献しています。

VGPはオーディオビジュアル機器に興味がある人やオーディオビジュアル機器が好きな人にとって非常に有効な情報になるでしょう。特に、新しい製品や技術に敏感な人や、自分の好みやニーズに合った製品を探している人には役立つでしょう。

ただし、VGPを信じすぎたり、盲目的に従ったりするのは危険です。VGPはあくまで一つの指標であり、最終的な判断は自分自身で行う必要があります。