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なぜ東洋医学は胡散臭い?調べてわかった8つのこと


肩こりや自律神経失調症に効果があると、最近話題になっている東洋医学。

西洋医学とは違って薬の服用や手術がなく、手軽に取り入れることのできる健康法です。漢方治療や鍼灸治療を利用している方も多いでしょう。

ただ、病院での治療法としてメジャーな西洋医学に比べると、東洋医学にはなんだか胡散臭いイメージがある方もいるのではないでしょうか。試してみたいけれど、なんとなく躊躇してしまうという話もよく聞きます。

しかし、結論としては、東洋医学はしっかりとした臨床経験に基づいた学問であり、WHOもツボや鍼灸による治療の有効性を認めています。

それにもかかわらず、胡散臭いイメージがあるのはなぜなのでしょうか。東洋医学が気になるけど、怪しそうでなんだか心配というみなさんのために、作業療法士の国家資格を取得している筆者が、東洋医学について詳しくお伝えします

東洋医学が胡散臭いと言われる理由

①効果の有無が主観に左右される

東洋医学が胡散臭く感じられる1番の理由は、効果の有無が主観に左右され分かりにくいことではないでしょうか。東洋医学では、客観的なデータを使わないため、実際に効果があったのかどうかの判断がその人の感覚に委ねられてしまうのです。

例えば肩こりがひどく鍼灸治療を受けた場合、「なんとなく肩が軽くなった気もするけれど、完全に治りきったとも言えないし……」となると、本当に東洋医学の効果があったのかどうか判断がつきにくいですよね。

治療を受けたことで治った気がしているだけかもしれませんし、もしかしたらバッグの持ち方を変えたなんていう全く関係のないことが肩こり改善に役立っていた可能性だってあるわけです。

このように、治療効果があるかどうかが主観に左右されてしまうことが、東洋医学が胡散臭く感じられてしまう最大の原因でしょう。

②即効性がない

西洋医学に比べて東洋医学は即効性に乏しいです。そのため、治療を受けてもなかなか効果を実感できず、胡散臭いと思われてしまうのではないでしょうか。

外科手術や内服など、病気の原因を見つけてそこだけにアプローチをするのが西洋医学。

それに対し、東洋医学では患者さんの状態を総合的に観察した上で、根本的な治療を行います。部分的な治療ではなく、バランスの崩れた心身状態を根本から治療するため、効果が出るまでには一般的には3カ月以上の継続が必要だと言われています。

困っている部分にピンポイントにアプローチしてくれる西洋医学に比べると、効果が出るまでの時間がかなり長いですよね。そのため、東洋医学は意味がない、胡散臭いと思われてしまうのでしょう。

③同じ病気や症状であっても治療法が異なる

なんと、東洋医学では症状が同じでも人によって治療法は違います。治療法が1つに定まっていないなんて、効果がないからいろいろな方法を試しているだけなんじゃないかと胡散臭さを感じてしまいそうですね。

なぜ治療法が異なるのかというと、先ほどお伝えしたように、東洋医学では患者さんの状態を総合的に観察して根本的な治療を行うからです。

例えば、便秘に悩んでいる方が漢方療法を始める場合、その人の体質によってどの漢方を飲むかがまったく変わってきます。肥満気味の人、ストレスを感じやすい人、のぼせやイライラがある人。それぞれ違う漢方が処方されるのです。

このように、東洋医学では同じ病気や症状だったとしても、その人の体質によって治療法は大きく変わってきます。

説明を聞くと理にかなっているように思われますが、西洋医学に慣れている私たちからすると、少し違和感がありますよね。そんな違和感も胡散臭いイメージに繋がってしまうかもしれません。

④検査や画像診断がない

東洋医学の欠点は客観的なデータが乏しいこと。先ほど東洋医学の効果は主観に左右されるとお伝えしましたが、その原因にもなっています。

東洋医学では、西洋医学のように血液を採取したりCTをとったりと臨床検査や画像診断を行うことがありません。そのため、病院が患者さんの症状を理解するためには、患者さん自身の申告がすべて。

しかし、自分自身の心身状態を正しく伝えるのは意外と難しいことですよね。ただでさえ効果を感じるのに時間がかかる東洋医学。もし治療法が間違っていたとしたら、なかなか改善がみられず時間ばかりがすぎてしまった……なんて可能性も。

このように、東洋医学は診断や治療方針を決定する際、客観的なデータを用いずに患者さんの主観で判断します。そのため、正しい治療法を選択できているのかどうか不安が残ってしまう点も、東洋医学を信用しきれない原因なのではないでしょうか。

⑤怪しい業者がある

昨今の東洋医学ブームで、鍼灸の店や漢方の店が増えました。漢方を処方しているオンラインショップなどもありますよね。ただそうなると、きちんと東洋医学を学んだ方だけではなく、怪しい業者が潜んでいることもあるかもしれません。

東洋医学に関わる資格は、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師が代表的です。漢方や薬膳に関する資格も多くありますよね。そういった資格はすべて、医師免許に比べると取得が簡単です。

鍼灸店やマッサージ店は病院に比べると開業のハードルも低いため、中には患者さんのことをしっかりと考えていないような、怪しい業者があってもおかしくはないでしょう。

そんなところで治療を受けてしまうと、東洋医学のイメージが悪くなっても無理はありません。初めて行くお店の場合は、事前に口コミや評判などをしっかりと調べるのがおすすめです。

⑥一見簡単で、だれでもできそうに見える

西洋医学の外科手術などに比べると、東洋医学はなんだか簡単そうに見えませんか。ツボを押すだけ、鍼を刺すだけでそんなに効果があるのだろうかと胡散臭く思えてしまうかもしれません。

ただ、東洋医学の治療はその人にあった治療法を選ぶことから始まっています。むしろ治療法の選択が1番の肝とも言えるかもしれません。アプローチを選択するためには東洋医学をきちんと学んでおくことが必要です。

しかし、施術の部分だけを見ると、なんだか簡単そうに見えて胡散臭さを感じることもあるかもしれませんね。

⑦日本の病院では西洋医学が主流

日本の病院で東洋医学を取り入れているところが少なく、東洋医学に馴染みがないことも胡散臭さを感じる原因でしょう。

さきほどお伝えしたとおり、東洋医学は時間をかけて根本的な部分にアプローチするのが一般的です。
しかし、命の危機が迫っているような方にそんな手間暇のかかる治療は通用しません。病院では1秒2秒を争う事態も多いため、日本の病院では圧倒的に西洋医学が主流なのです。

病院で取り入れていないため、東洋医学は効果がない、胡散臭いと思ってしまうこともあるかもしれません。ただ、それだけで決めつけてしまうのは少しもったいないような気もしますね。

⑧保険が適応されないことがある

実は東洋医学はまだ全面的に保険適応とはなっていません。西洋医学であれば3割負担で治療を受けられるのに対し、東洋医学は10割負担のことも。このことも東洋医学は怪しいのではと思ってしまう原因の1つでしょう。

東洋医学の場合も、医師によりリウマチや腰痛症などの診断がなされていたり、医師が治療の必要性に同意していたりすれば保険適応になりますが、全員が適応内とは限りません。東洋医学は医療行為として正式に認められていないのではないかと疑問にもなりますよね。

保険適応については政治的な部分も絡んでくるので一言ではお伝えできませんが、やはり治療のために国の補助が受けられるかどうかは大きな問題。西洋医学との差を感じてしまうところですよね。

東洋医学は胡散臭い?まとめ

この記事では、東洋医学が胡散臭いと思われがちな理由を8つお伝えしました。

現在は西洋医学が世間に浸透しすぎているあまり、西洋医学だけが医学の形だと思ってしまいがちです。西洋医学と東洋医学はアプローチの仕方がまったく違うため、東洋医学に胡散臭いイメージを持ってしまうのも無理はないでしょう。

しかし調べた結果、東洋医学が胡散臭いという事実はありませんでした。東洋医学はきちんとした臨床経験に基づいた学問であり、これからさらに注目が高まっていく分野であると思われます。

今後、東洋医学を受ける機会がある方は、ぜひ西洋医学とのアプローチの違いに注目してみてくださいね。胡散臭いと思いながら施術を受けるよりも、効果があると信じながら受けた方が効き目があるのではないでしょうか。