メディア工房は怪しい?電話占い、退会、評判は?

メディア工房

出典:株式会社メディア工房

メディア工房は、課金占いコンテンツの提供などを中心に、VR事業や、「趣味・ライフスタイルなどで繋がれる」というコミュニティサービスなども手掛ける会社である。東京証券取引所グロース市場に上場もしている。

このメディア工房がなぜ怪しいと言われているのか、その理由を考察してみたい。

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メディア工房が怪しいと言われる理由

占いサイトの退会方法がわかりづらい?

ネットの質問サイトで、メディア工房の占いサイトからの退会方法を聞いている人が多いように思う。

『解約しようとしたところログインができなくなってしまい、問い合わせしたのですがメールも来ません』『至急 占いサイトのメディア工房からの退会方法を教えてください』『退会したつもりがいまだにクレジットの請求がくる』など。

退会しづらいサービスというのは消費者に多大な不信感を与えると筆者は思う。契約はボタンひとつでも解約は電話しかないなど、悪徳とすら感じるものが多い。メディア工房の占いサイトも、質問が多いということは多少なりとも解約までの道のりがわかりづらいのかもしれない。

そもそも占いサイト自体に怪しいというイメージがある?

占いサイト=怪しいというイメージを持っている人も多いかもしれない。

例えばメディア工房が運営する電話占いサイト、【リエル】のトップページをみると、ずらりと占いの先生たちの小枠が並んでいる。いずれももオーラをまとったような雰囲気の写真に仕上げられており、これだけでもちょっと怪しい雰囲気だ。

ただ、コンテンツの特性である占いのもつ独特のイメージと実際の会社の評判は分けて考える必要があるだろう。暴力描写を得意とする小説家が実際に暴力をふるうわけではない。

とはいえ、その料金が、ざっと見ただけでも電話1分200円~320円と結構な価格なのだ。320円だと、30分も話してしまったら1万円弱となってしまう。ただ、特別にメディア工房が高いということはない。電話占いの相場は、平均300円程度ということだ。

多くの占いサイトに共通する話だが、昨今、詐欺やトラブルなどが急増しているという。携帯電話・スマートフォンの普及により利用者も増大し、悪質な業者が増えているのだろう。【占い返金交渉に強い】という看板を掲げた法律相談所もあるほどだ。

「幸運や恋愛が成就すると言われた」「さまざまな不安を煽ってくる」などは悪質な占いサイトの手口らしいが、その境目はあいまいであると感じる。占いがそういうものだからだ。だが、占いサイトに悪いイメージが持たれると、もちろん運営している会社にも少なからず影響するだろう。

業界の先細り不安で株価低迷

直近の決算では赤字に転落、株価も安値を更新している。

社員の口コミでも、『会社に対する不信感と、業界の先行き不安』『占いのメニューを考案するもすでに出尽くしていて、業界全体の行き詰まりを感じた』『占い以外の事業がほぼ失敗している』など占いの未来にも厳しい意見が多かった。

会社の不調がそのままサービスを利用している人に影響を与えるわけではないだろうが、評判の一部とはなるかもしれない。

まとめ

メディア工房は、上場しているということもあり会社自体は怪しいというわけではなさそうだ。本当に怪しい占いサイトは、足がつかないようサイトを変えながら運営しているともいう。メディア工房はもちろんそんなことはしていない。

ただ、サイトの退会のしづらさや抱えるコンテンツの特性から「怪しいのではないか」「怪しいサイトに引っかかってしまっていたらどうしよう」と調べているユーザーが多いのかもしれない、と考察した。