きらやか銀行はやばい?潰れる、危ない、不祥事、赤字、大丈夫?

きらやか銀行

出典:きらやか銀行

縁故入社、Fランク大学出身者が大半。山形県の第二地方銀行『きらやか銀行』の行員についてのうわさです。

私自身、学歴で他人を判断できるほどの立派な経歴は持ちあわせておらず、また、出身大学でその人となりを判断するような人間でいたくはありません。

とはいえ、実際に不祥事を起こしたとなると話は別です。加えて接客態度が悪いなどの口コミも目立ち、何より行内でのパワハラ・いじめの投稿は無視できません。

そこで就活生を子に持つ筆者が、会社選びの観点から評判の良くない企業の実態をお伝えします。就活生、もしくは今後就活を控えた学生さん、その親御さん、転職をお考えの方もぜひご参考下さい。

やばいと言われるようになった経緯は赤字で経営破綻の噂が立ったことです。

それには融資先の倒産などの要因はもちろんありながら、赤字に陥っても仕方ないとも思えるような企業風土も大きく関係しています。やばい理由を調査していきます。

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きらやか銀行がやばいと言われる理由

①赤字について

まずは赤字についてです。きらやか銀行は、2023年3月の決算で83億3400万円の赤字であると発表しました。

その主な原因は、融資先のトガシ技研(山形県鶴岡市)が民事再生法の適用を申請したことにより、債権取り立てが不能となって貸倒引当金が計上されたことです。

このトガシ技研もなかなかやばいのです。

きらやか銀行としては貸し倒れリスクが低い【優良先】としての位置付けでしたが、約50億円の売上高のうち大半が架空取引であることが判明しました。つまりは粉飾決算をしていたのです。

加えて回収できない債権に備えて事前に積み立てる費用を積み増ししたこと、有価証券の配当金が減少したことも一因となっています。

②公的資金

きらやか銀行は、リーマンショック後の2009年と東日本大震災後の2012年、そして2023年9月に公的資金を申請、3度の注入を受けています。

外的要因が関係している2009年、2012年と比べると、3度目は明らかに業績不振によるもの。さらにはコロナ特例による公的資金となり、返済期限を設けられておらず、経営者責任も問われないことから世間から厳しい目で見られ、反感を買っています。

③女性行員、顧客の預金を着服。

次に不祥事についてです。実際に起こった不祥事を見てみましょう。

2008年きらやか銀行は、中央営業部渉外係の女性行員(42)が顧客5人の預金計約450万円を着服していた疑いがあることが分かったと発表しました。

同行によると、女性は旧殖産銀行中央営業部に勤務していた2006年10月から7月6日にかけて、顧客の依頼で複数の定期預金口座を1本化する際、一部口座の預金を無断で払い戻し、着服していたということです。

後任の渉外係が顧客宅を訪れた際に、預金残高が減っていると指摘され発覚しました。同行の内部調査に対して女性行員は、生活費に充てたなどと話していました。

④再発防止策が不十分。

顧客の預金を着服するというあってはならない事件を起こしたのだから、信頼回復のためにも再発防止策を徹底するのが当然でしょう。ところがきらやか銀行では同様の不祥事が繰り返されたのです。

2006年~2010年までの間に、顧客の預金から合計7,725万円着服して、元行員が逮捕された不祥事があります。

これに対しては

「たとえ1回であっても銀行で多額のお金を着服するのは難しい。被害額が大きいということは何度も繰り返されたのだろう。」

との投稿が見られました。現にある支店では1年間に2回も不祥事が起きました。

「不祥事の情報がこんなに出てくるのは(山形)県内できらやかくらい。」

との口コミもありましたが、山形県にとどまらず全国的に見ても類を見ない状況です。

⑤公表していない不祥事がある。

公表しているだけでも目を疑いたくなるような被害額ですが、被害者に配慮して不祥事を公表しないケースもあるとのことです。

関係者によると山形県南部の支店の男性行員が、複数の取引先から定期積立の集金分を着服・横領したとして懲戒解雇されました。

事実関係は非公開で銀行側は、被害額や被害者感情などを総合的に判断し公表しない場合もある、と説明しています。

⑥管理体制・チェック体制に問題。

1度だけならともかく、こう何度も繰り返し起こると行員個人のモラルの問題だけでは説明がつきません。

つまり、きらやか銀行では何回着服しても周りから見つかりにくいという、行内のチェック機能が働いていない組織的な欠陥があるんです。

不祥事を起こす要素が揃っている、と言いますかその温床になる環境が常態化しているのです。ひとことで表すと管理体制がずさん、なのです。

⑦着服・横領以外にも事件

きらやか銀行の行員による事件は、着服・横領にとどまりません。

刑事事件もたくさん起こし、1年で3人逮捕されたというから驚きです。

表面化した事件は、長井中央支店の女性行員が窃盗、同支店男性課長が詐欺、酒田中央支店の男性行員が交際中の女性を殺害、の以上3件になります。

⑧金融庁業務改善命令

相次ぐ不祥事、刑事事件は顧客の信頼を失うだけでなく、2010年7月金融庁から業務改善命令を下されることとなります。

口コミやSNSの投稿と同じく、不祥事が相次ぐのは再発防止策や行内での相互けん制が実質的には十分に機能しておらず、内部管理体制に問題があるとの判断が下されました。

法令順守の確立や、相互けん制の強化・拡充、業務運営体制の構築などが求められました。

⑨合併のせいにしている

きらやか銀行は『山形しあわせ銀行』が2007年5月7日に『殖産銀行』と合併して発足したわけですが、ある行員は不祥事や刑事事件の背景について「合併で顧客説明など神経を使う仕事や事務量が増えた半面、給料は大幅に減った。こうしたストレスが行員のモラルやチェック機能の低下につながっているのではないか。」と話しています。

なんだか言い訳をしているように聞こえるのは筆者だけでしょうか。

吸収合併は銀行に限らず起こっています。コロナ禍の影響で縮小を余儀なくされ、給料減少やボーナスカットに踏み切った企業も少なくありません。

そんな中みんな頑張っているのです。ストレスを抱えたからと言って横領していい、刑事事件を起こしても仕方ない、とはならないのです。

⑩どこか他人事

金絡みの不祥事を起こしたのは、いずれも旧殖産銀行行員との事。

同行幹部は、旧殖産は不正防止のチェックが甘く、内部規定が厳格化された合併後なら防げたものもあるとの見方を示しましたが、やはりどこか他人事、責任逃れをしているようにも聞こえます。

⑪パワハラ、いじめ

相次ぐ不祥事で経営陣の管理体制に問題があることは明らかですが、行員各々にも問題があるようです。

パワハラ、いじめに関する口コミも非常に多く、中でも驚いたのは「勤務時間中はトイレや食事に行けない。トイレに行くとお局のおばさんたちがトイレまで追ってきて、用が済んで出てくるまで個室のドアをガンガン蹴ってくる。」というもの。

トイレや食事といった生理現象を規制するなどもってのほかです。加えて思ったのが、後輩がトイレに立つのをいちいち気にかけ仕事の手を止めてわざわざ邪魔しに行くことこそが、まさにさぼりに該当するのではないかということ。

そのような、全く仕事に集中出来ていない社員は企業によっては左遷か減給の対象になるでしょう。

⑫お客をお客と思わない。

後輩や同僚に嫌がらせをしておいて、お客様の前でだけ人格を変えれるかと言えばやはりそううまくはいかず。接客態度の悪さの口コミも多数見受けられました。

たくさん用事を頼むとため息顔になる、定期預金を解約するのに理由を聞かれた、など不快感を抱いたものから、

「某施設の職員全員の給料振込依頼書(金額、口座番号入り)を誤送信FAXされたが謝りにも回収もに来ない。」
「取引先の給与振り込みデータが入ったUSBをなくした。」

といったありえないミスまで多くの投稿が見られました。

きらやか銀行はやばい?まとめ

結論、きらやか銀行はやばいです。

赤字など業績不振はもちろんのこと、不祥事・パワハラ・いじめといった企業体質に問題を感じます。いじめられた方々の気持ちを考えるとやりきれません。泣きながら出勤するなどという書き込みもありました。

ですが不祥事は10年以上前の話です。調べた限りでは、ここ数年の事件は見当たりませんでした。

また、地方銀行として地域に根付き、地元の中小企業の活性化に貢献してきた側面もあります。企業方針として【本業支援】を掲げ、手もと資金の確保、資金繰り管理の簡素化など本業に専念出来る体制作りに注力してきました。加えて新事業開業の支援も行っています。

社長の苦労話や悩みを聞くところから、新たに発生する電気代軽減のため電力会社を紹介したり、自動販売機の設置を提案するなどのビジネスマッチング、業者との度重なる面談など精神的にも実務的にもサポートに徹しています。

さらには、女性が仕事と家庭を両立しながら自身のキャリア形成をはかれる職場環境の整備にも力を入れています。近年国内の人権団体のみならず、海外からも厳しい指摘を受ける【管理職に占める女性の割合の少なさ】の問題に正面から向き合い、その割合を15%以上にすることを目標にかかげています。

制度として介護休業制度や短時間勤務制度、子の看護休暇制度等があるものの、行内向けに十分周知されていないこと、男性の育児休業取得率が低いことにも目を向けて、育児休業取得率を男女ともに100%を目指し、男性職員には最低1週間を目安に推奨しています。

サンリオの人気キャラクター「ぼんぼんりぼん」をイメージキャラクターとして採用し、イラスト入りの通帳やキャッシュカードを発行するなど、女性目線での取り組みも評価できます。女性に優しい企業と言えるでしょう。

合併で様々な弊害もあったかと思いますが、ひとつひとつ問題の解決を試み、行員ひとりひとりが意識を変え、少しずつでも着実に、企業風土が良くなりつつあることを切に願います。