アイチューザー株式会社は怪しい?評判、口コミ、会社概要

アイチューザー

出典:アイチューザー

あらゆる物価が値上がりしている中、電気代もその例外ではない。

老舗企業よりも安く電力を提供することを謳った新電力会社が相次いで倒産したのは2023年のことだ。生活するうえで不可欠な電気代を少しでも安く抑えたいのは消費者の誰しもが考えることであるが、残念ながらあまりうまくいっていないことが見て取れる。

そこで新しい選択肢として、アイチューザー株式会社が提供する共同購入が挙げられる。同社は2008年にオランダで設立された企業である。

消費者に対しては、太陽光発電パネル設置のための「ソーラーパネルグループ購入プログラム」を主に提供している。

共同購入という取り組み自体は以前からあるものの、過去にほとんど例を見ない電力に関するサービスであるため、アイチューザーに対する懐疑的な意見も見られる。

この記事では、アイチューザーが怪しいと言われる3つの理由を紹介する。

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アイチューザーが怪しいと言われる理由

消費者目線の情報が少ない

アイチューザーが怪しいと言われる一つ目にして最大の理由は、とにかく情報量が少ないことが挙げられる。

検索の方法にもよるが「アイチューザー」とネット検索した際に、検索結果の上位を占めているのはアイチューザーの公式HPや、アイチューザーとの提携を始めたことを告知する一定の地方自治体のプレス記事などである。

提供する側から発信している情報はあっても、サービスを受けている側、つまり消費者側から発信されている情報には中々たどり着けなくなっているのだ。

今日、買い物や転職をする際、ほとんどの人がレビューやクチコミを確認している。

この意思決定プロセスを考えると、同じ消費者目線での経験談を見聞きすることができないのは、アイチューザーを理解しようとする消費者にとって致命的な障壁になっていると言っても過言ではない。

企業規模が小さい

アイチューザーは2008年にオランダで設立されたため、既に約15年が経過していることになる。

公式HPを見る限り、この15年間で世界を跨いでサービスを提供してきた(世界五ヵ国)ことがわかるが、企業規模(純粋な従業員数)は全世界合計で100名前後であり、後の方に進出してきた日本での展開規模は他国でのそれと比べるとまだ大きくはないことが想定される。

日本に上陸したのは2018年であり、その後着々と提携先の自治体を増やしており、2022年度には27の地方自治体と提携している。提携先増加に伴い、もちろん同社にかかる業務量や負担も増える。

そうなると、専門知識が乏しい中で太陽光パネルの設置というニッチな世界にこれから飛び込もうとしている消費者としては、同社が密な接点を持ってくれて、最後まで丁寧に伴走してくれるのか、アフターフォローまでしてくれるのか、という部分はやはり不安が残ると考えられる。

アイチューザーへの信頼が必要なビジネスモデルである

アイチューザーが怪しいと言われる三つ目の理由として、そのビジネスモデルに焦点があてられる。

アイチューザーはあくまで共同購入を取り仕切る組織であり、アイチューザー自体が太陽光パネルの設備の施工を受け持つわけではない。

消費者はアイチューザーが選定した施工業者と契約し、施工を依頼することになるのだ。アイチューザーは仲介業者と考えるとイメージしやすいだろう。

アイチューザーは厳しく業者を見極める旨広報しているが、逆に考えるとアイチューザーが業者を絞り込んだ分、消費者が選ぶことができる選択肢が減るということだ。

アイチューザーから提供される情報を鵜呑みできるかが問われるということだが、まさにその部分が懸念点となる。

先に挙げた一つ目と二つ目の理由にもあるように、消費者目線の情報の少なさ、企業規模の小ささから、そもそもアイチューザーへ全幅の信頼を寄せていいのか判断に迷ってしまうことが、結果としてアイチューザーを怪しむ声につながっている。

まとめと口コミ

上記3点が、アイチューザーが怪しいと言われる主な理由であると筆者は考える。

また、アイチューザーに対してネット上で確認できる、消費者発の数少ないクチコミを以下に記載している。アイチューザーと提携している地方自治体のプレスでは確認できないような観点からのクチコミとなっているので、同社への理解を深める一助となれば幸いである。

実は一括見積サイトも訪販業者が多数参加しており、価格はさほど安くない実態があります。
最近、都道府県が委託している、「グループ購入」の名目で参入しているアイチューザーの取り組みでは参加業者の多数が訪販ですので、粗利確保されていることがあり、さほど安くならないのが実態です。