ハルメクは怪しい?宗教、セミナー、定期購読、解約できない?

ハルメク

出典:ハルメク365 |女性誌部数No.1「ハルメク」公式サイト

皆さんはハルメクという雑誌をご存じでしょうか?

ハルメクは50代以上の女性をターゲットにした大人気月刊誌です。発行部数は月間平均で38万部、販売部数は44万部超。以前は『いきいき』という雑誌名でしたが、2016年に雑誌名が『ハルメク』に変更されました。ハルメクでは積極的に読者と交流を深め、読者のリアルな声を集めてコンテンツ制作を行っているのも人気の理由の1つでしょう。

読者と直接繋がり、心豊かな生き方を応援する姿勢で右肩上がりの人気を博しているハルメクですが、人気であると同時に「なんだか怪しい」という声も聞きます。何が怪しいのか気になったので、ハルメクが怪しいと噂される理由をまとめてみました。

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なぜハルメクは怪しいと言われるようになった?

ハルメクが怪しいと言われるようになってしまった経緯として、内容によって生き方やお墓についてなど宗教的なテーマを取り扱う場合があることが要因となっているようです。このような背景から「宗教雑誌なのではないか」という疑念を抱く人も居り、怪しいと言われる原因の1つとなっています。

また、定期購読誌であり書店での取り扱いがない事も宗教関連の怪しい雑誌かもしれないと疑われる原因として挙げられるでしょう。大人気でありながら書店に置いていない謎の雑誌というイメージから怪しいと思われてしまっているようです。

ハルメクが怪しいと言われる理由

宗教っぽくて怪しい

ハルメクは、ターゲットである50代以上の気になることとして年金、健康、メイク、料理など幅広いテーマを扱っています。お墓や人生、生き方などについての記事もあるため、怪しい宗教雑誌なのではと言われてしまうことがあるようです。

50代以上の読者が知りたいと思っている、楽しめるコンテンツとなると前述のテーマを扱うのも普通のことではありますが、実際にハルメクを読んでいない人達からすると宗教的に感じられてしまうのかもしれません。終活や人生観についてのコンテンツもありますが、特定の宗教に勧誘するような内容は一切書かれていないので、安心して読むことが出来ます。

また、様々な著名人が執筆したコラムが掲載されており、その中には宗教評論家や僧侶などを招いたインタビューなど宗教的な表現が見られる場合もあるため宗教雑誌と噂されるきっかけになったと思われます。

仏教由来の四字熟語の解説や瞑想の方法など、宗教に傾倒していない読者でも十分に役立てられる内容という印象を受けました。自己啓発や人生観については「ひとつの考え方の提案」程度に考えて読むと役立つことがあるかもしれません。

書店で取り扱っていない

ハルメクは定期購読誌であり、書店での取り扱いがありません。読みたい場合は定期購読の申し込みを行う必要があり、1冊だけ試しで購入するといったことも不可能です。

定期購読の申し込みをする場合は12冊(1年)か36冊(3年)コースとなり、1冊目が届く際に払い込み用紙が同梱されて送られて来るようです。以前は「3冊お試しコース」というものも存在していましたが、今は前述の2つのコースのみとなりました。

開かれていない場所で売られていることは怪しいと感じてしまう要因になっています。

「書店には置かれていない、一部の人たちの中でだけとても評判の良い雑誌」というとなんだか怪しい雰囲気がありますね。

ハルメクは読者と直接つながることを意識し、書店を通さない販売をしているとのことです。

ハルメクを購入するには通販で購入する方法と電子書籍で購入する方法があります。通販で購入するには公式サイトから注文する方法と楽天市場で購入する方法があり、メリットとしては実際の雑誌を手に取って読む事が出来るという点が挙げられます。

電子書籍で購入する場合はハルメク365というWebサービスに登録することで最新号から1年分のバックナンバーまでを電子書籍で読む事が出来ます。

またdマガジンでもハルメクを読むことが出来ます。こちらに関しては最新号を含むバックナンバー3か月分が閲覧可能です。dマガジンに登録すれば他の雑誌も読むことができるので様々な、雑誌を読むという方におすすめです。

読者と直接触れ合うセミナーや講習会などを行っている

ハルメクでは年間で200を超える様々な交流会を行っています。その形式は試食会、セミナー、グループインタビューなど様々な形式で行われています。この交流会では読者から雑誌に対する意見や要望を直接集めています。

また、エクササイズや表情筋トレーニングなどの講座と共に、僧侶から仏教由来の言葉を教わる講座、禅僧から学ぶ瞑想(マインドフルネス)講座などもありました。瞑想というと宗教らしさがぐっと増しますが、マインドフルネスと言い換えるといかがでしょうか。

マインドフルネスは近頃広く知られて来ており、Googleが導入していることでも有名です。

マインドフルネスでは主に瞑想を行い「今この瞬間の自分の心身の状態を知覚し、受け入れている状態」のことをさします。集中力アップやストレス軽減の効果があると言われており、これらも前述の通り、宗教に傾倒していなくても十分役立てられる講座だという印象です。

定期購読の紹介制度がある

書店での取り扱いが無いハルメクですが、紹介した人とされた人がそれぞれポイントを貰える紹介制度があります。

紹介された人が購読の申し込みと入金をした後に、紹介した人とされた人双方にハルメクポイントが付与。ハルメクポイントは1ポイント1円でハルメクの通販やおみせで使用することができます。紹介で双方に利益があるとなると、うまい話には裏があるのでは?という疑いの目を向けてしまう気持ちもわかります。

先程少し触れましたが、ハルメクは通販サイトも存在します。衣料品、服装品、化粧品、食品、雑貨など幅広く取り扱っており、1500点以上の商品を取り扱っています。

ハルメクは解約できない?

ハルメクの途中解約は3冊目以降から可能です。解約したい月の15日までに「ハルメク」お客様センターに解約を希望する旨を連絡すれば途中解約が可能で、次の月の 発送が停止。支払済みの金額から到着済みの冊数分を引いた金額が返金されます。

また、購読期間中に1回、最長6か月の定期購読休止も可能です。こちらも前月の15日までに申し込めば翌月分の発送が停止されます。お客様センターへの連絡方法は、電話またはFAXでの問い合わせとなります。手数料や違約金は発生しませんので安心ですね。

実態がよくわからないのに人気がある

ハルメクは女性誌カテゴリの月間販売部数1位を獲得する大人気雑誌です。書店で売られていないにも関わらず人気は右肩上がり。

「よくわからないのに人気があるってなんだか怪しくない?」という観点で怪しさを感じる人も居る事でしょう。しかし、怪しい雑誌であればここまで販売部数が伸びることもないので、素直に「良い雑誌だから売れているのだ」と考えることが出来ます。

ハルメクは怪しい?まとめ

以上、ハルメクが怪しいと言われる理由をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

筆者としては特に怪しいという印象は受けませんでした。

お墓のことや人生についての考え方など、宗教的と言われる原因となっていたテーマは私たちにとって重要なことであり、そこから目を逸らさずに取り扱う姿勢も人気の理由と言えるのではないでしょうか。あくまでひとつの考え方として、様々な人たちの人生観をのぞくことも楽しいものだと思います。

もしも面白くないと感じたり、怪しいと感じた場合の解約方法もしっかりとホームページに記載されているので、解約に困る事もないでしょう。

ハルメクには「ハルメクへの短い手紙」というハガキが付属されており、毎月約3000通が編集部に届いていると言われています。届いたハガキに書かれている読者の声を参考にして雑誌を制作しているとのこと。こういった読者との繋がりがより良い雑誌を作り上げているのではないでしょうか。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。